風俗習慣
英国の国花は何ですか?
イングランドの国花はバラ(rose)です。この花は、「バラ戦争」― ランカスター王家(赤バラを紋章としていた)とヨーク王家(白バラを紋章としていた)の間の内戦(1455~1485) ― の時から、イングランドの国花として採用されています。ヨーク家の政権はリチャード三世国王が1485年8月22日にボスワースで後の国王ヘンリー七世に敗れて終わり、ヘンリー七世がヨーク家のエリザベスと結婚した時に同国王によって2つのバラがチューダー王家のバラ(中央に白が入った赤バラ)として統合されました。
北アイルランドの国花はコメツブツメクサ(shamrock) ― 三位一体の神(Holy Trinity)の教義を表すために聖パトリックが使用したと言われるクローバーに似た三つ葉の植物― です。
スコットランドの国花はアザミ(thistle) ― 15世紀に防衛の象徴として初めて用いられた葉にとげの多い紫色の花― です。
これら3つの花― バラ、アザミ、コメツブツメクサ― はしばしば、王室紋章の盾の下に飾られます。
ウェールズの国花は通常、ラッパズイセン(daffodil)と見なされており、伝統的に「聖デービッドの日」に身につけます。しかし、ひかえめなポワローネギ(leek)もウェールズの伝統的な紋章とみなされています。これはその色― グリーンをおおう白― が古代のウェールズの王旗によく似ているからでしょう。