風俗習慣
パンケーキ・デーとはどんな日ですか?
パンケーキ・デーすなわち「シュローブ・チューズデー」(Shrove Tuesday)(イースターの41日前に当たる火曜日)は四旬節(Lent)の断食の前日です。かつては、この日には、すべてのキリスト教徒が強制的告白― シュローブ・チューズデーの名前の元になった“shrifts”(罪の告白) ― を行い、四旬節の期間中禁止される栄養食品をありったけ食べ尽くす最後の機会を得ました。そのため、家に残っているすべての卵やバター、脂肪を使ってパンケーキを作ったので、そこから、この祭りの愛称としてパンケーキ・デーの名前がつきました。
今では四旬節を厳格に守るひとはめったにいませんが、みんなが伝統的なパンケーキを食べ、地方によってはこの日をパンケーキ・レースで祝うところもあります。バッキンガムシャーのオルニーで行われているパンケーキ・レースが最も古く、最も有名です。このレースは、帽子をかぶりエプロンをかけた17歳以上の女性が415ヤード(約380メートル)走ります。参加者はレース中に少なくとも3回パンケーキを'トス'します(フライパンの中でさっと裏返しにします)。優勝者はパンケーキ・ベル・リンガー(鳴鐘係)からキスで祝福を受け― 昔は小教区民に告白に来るように促すためベル・リンガーが教会の鐘を鳴らしました― 、教区主管者代理から祈祷書を授与されます。