• 英国
  • 10:04 25 Nov 2009
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  • 19:04 25 Nov 2009

憲法と行政制度

英国はどのようにして政府を選ぶのですか?

英国民の立法機関である国会は君主、下院および上院の3つの要素から構成されています。法律制定には通常、これら3要素の同意が必要ですが、彼らは国会の開会日など儀式的な機会にだけ一緒に集まります。

下院は国会議員(MP)と呼ばれる659人の選出議員から構成されています。下院議員の選挙は英国の民主制度にとても重要です。下院の主な目的は国会議決案を可決することによって法律を作ること、ならびに現在の政治問題を討議することです。盛んに論じられている問題について国会議員が首相に尋ねる機会である質問時間の際には、下院で最も活発な議論が交わされます。

上院は688人の非選出議員(世襲貴族および女性貴族、一代貴族および女性貴族、英国国教会の2人の大司教と24人の上級司教)から構成されています。その主な立法機能は下院からの法案を審議し、修正することですが、下院が法案の成立を主張すれば、上院は通常これを阻止することはできません。また、上院は最終控訴裁判所としての法的役割も果たします。近年、もっと民主的で、国民の代表となるために、上院の改革が進められています。その手始めとして、議席を受け継いだというだけで議員となって投票している約750人の世襲議員の権利が取り除かれました。残る92人の世襲議員については、本格的な改革プログラムが行なわれるまで、過渡期の上院に一時的に残ることが許されています。上院改革の次段階は残る世襲貴族を排除して、一部的に選挙で選ばれた上院をつくることにあります。

総選挙は、国王布告により、または5年の任期満了により国会が「解散」された後に行われます。いつ総選挙を行うかの決定は首相が行います。

選挙のために、英国は選挙区に分けられており、各選挙区は1人のMPを下院に送り出します。国会議員は相対多数制で選ばれています。これは時々、'first past the post'(先着順)原則と呼ばれ、他のどの候補者より多くの票を得た候補者が選出されることを意味しています。

1999年のスコットランド議会、ウェールズ議会、欧州議会の選挙では、グレート・ブリテンで初めて比例代表制の形態が用いられました。比例代表制は1998年の北アイルランド議会選挙でも使われました。北アイルランドは1979年以来欧州議会の選挙に比例代表制を採用しています。

英国のすべての市民と英国に居住する他の英連邦諸国市民およびアイルランド共和国市民が、年齢18歳以上であって、投票を法的に禁止されていないかぎり、総選挙で投票することができます。選挙権のない人々には、服役中の人、上院議員である貴族と女性貴族、精神衛生法に基づいて入院中の人が含まれます。

投票は秘密投票です。選挙民は投票用紙に掲載されている候補者の中から1人だけを選び、候補者名に'X'をつけます。総選挙の投票は任意です。2001年6月の総選挙の投票率は59.4%でした。ちなみに、1997年の時は72%でした。

21歳以上の英国市民または他の英連邦諸国またはアイルランド共和国の市民は、資格を奪われていないかぎり、下院議員選挙に立候補することができます。資格のない人には、破産した人、1年を超える服役を宣告された人、聖職者、上院議員、一連の公務員が含まれています。候補者は必ずしも政党の支持を受ける必要はありませんが、公認候補者は通常、自分の選挙区の政党組織によって選ばれます。

総選挙で(必ずしも最大の票を獲得していなくても)最大の議席を獲得した政党の指導者、または下院で過半数の議員の支持を得た指導者は、慣例により、君主によって新しい政府を組織するように求められます。

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