化石燃料は、英国や他国のエネルギー供給において不可欠な要素です。英国においては、多様かつ安定的な低炭素エネルギー・ミックスの一部として、化石燃料の使用も維持される予定です。しかし、危険な気候変動を回避するためには、化石燃料からの二酸化炭素排出を大幅に削減する手段が必要です。
二酸化炭素回収・貯留(CCS: Carbon Capture and Storage)技術の開発と展開は、この点において非常に重要です。CCSには発電所からの二酸化炭素排出を約90%まで削減する可能性があり、気候変動に大きく貢献すると期待されています。
CCSには大きく3つのプロセスがあります
現在、二酸化炭素回収には、燃焼前回収(pre-combustion)、燃焼後回収(post-combustion)、酸素燃料による燃焼からの回収(oxy-fuel combustion)といった 3種類の技術があります。CCSを実現するそれぞれの技術は目新しいものではありません。しかし回収から移動、貯蔵までの一連の技術の連携を実際の発電所において商用規模で実施することについては、まだ実証段階です。
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2010年3月17日 Office of Carbon Capture and Storage (OCCS)設立
二酸化炭素回収・貯留のための専門部署、Office of Carbon Capture and Storage (OCCS)が設立されました。OCCSは、CCSの英国内での円滑な実現と、国際的な展開の促進に従事します。