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英国にはナショナル・デーがありますか?
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スコットランドのナショナル・デーは聖アンドルーの日(11月30日)ですが、今ではたいていバーンズ・ナイトの方が盛大です。キリストの十二使徒の1人、聖アンドルーがスコットランドの守護聖人です。4世紀に聖アンドルーの遺骨の一部が、現在ファイフ州のセントアンドルースと呼ばれているところに運ばれてきたと言われています。中世以降、聖アンドルーがはりつけにされたと信じられている×形十字がスコットランドの国章となっています。
ウェールズのナショナル・デーは聖デービッドの日(3月1日)です。ウェールズの守護聖人、聖デービッド(西暦520年〜588年)は、ウェールズ南部ディベッドのメネビア(現在のセントデービッズ)の創設者で初代大修道院長-- 主教でした。この日は愛国的なウェールズ人がラッパズイセンやリーキ(ポワローネギ)を身につけて祝います。これら2つの植物は伝統的にウェールズの国章と見なされています。
聖パトリックの日(3月17日)は北アイルランドの公式バンク・ホリデーです。聖パトリック(西暦389年頃〜461年頃)はアイルランドにおけるキリスト教の布教に重要な役割を果たしました。グレート・ブリテン島で生まれた彼は、海賊にさらわれ、6年間奴隷として過ごした後、逃亡して、宣教師としての訓練を受けました。この日には、北アイルランドとアイルランド共和国の両方の国章であるシャムロック(コメツブツメクサ)を身につけて祝います。
イングランドのナショナル・デーは聖ジョージの日(4月23日)です。聖ジョージはイングランドの守護聖人です。6世紀に最初に登場した物語によれば、聖ジョージは恐ろしい火を吐く龍を退治して不幸な乙女を救出したといわれています。100年戦争中(1338〜1453)、聖ジョージの赤十字の旗の下で戦ったイングランドの騎士らがときの声として聖ジョージの名を叫んで戦いました。これはシェークスピアの戯曲「ヘンリー五世」で下記の詩にうたわれて、不滅のものとなりました。
「お前たちが犬鎖につながれたグレーハウンドのように立ち、今にも飛び出さんと張りつめているのが見える。獲物は動いている:その意気で進め;そして、この突撃とともに叫べ、'ゴッド・フォア・ハリー! イングランド・アンド・セント・ジョージ!'」
今日なお、聖ジョージの日にはイングランドのすべての教区教会に聖ジョージの赤十字が掲揚されています。
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英国人は伝統上の祝日や宗教上の祝日をどのように祝うのでしょうか?
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クリスマス・デー
ロンドンのダウニング街10番地にある首相官邸前に飾られた伝統的なクリスマスツリー
英国ではクリスマス・デー(クリスマスの日)は家族と一緒に家で過ごすのが一般的で あり、家族とそのきずなを祝う日と見なされています。かなり早くから準備を始め、ク リスマス・カードを送ったり、飾りつけをしたクリスマス・ツリーを家の中の目立つと ころに置いたりします。クリスマス・ツリーは今ではしっかり定着した伝統になってい ますが、これはビクトリア女王の夫君プリンス・アルバートが1840年に母国のドイツか らこの習慣を採り入れ、その後に普及したものです。
冬にも葉がなくならない常緑樹で家を飾る家庭もあります。玄関ドアにホリー(ヒイラ ギの枝葉と実)の花輪を、室内にホリーやツタ、モミの枝葉の花輪を飾ります。ヤドリ ギの小枝の束を戸口の上に飾ることがよくあります。— その下を通るカップルはキス をしなければならないとされています! この日には、甘いミンスパイ、豪華なクリス マスケーキやクリスマスプディングなど、伝統的な食べ物が用意されます。人それぞれ に自分の好みの作り方がありますが、いずれもスパイス、ナッツ、ドライフルーツ、ブ ランデーをたっぷり使います。
プレゼントを買って、包装し、クリスマス・イブにクリスマスツリーの下に置くのが伝 統です。クリスマスは非宗教的休日であると同時に宗教上の祝日であり、多くの家族が クリスマス・イブに教会での夜半の礼拝に出席したり、クリスマスの朝に教会でクリス マスを祝います。
クリスマス・イブには、子供たちは期待でわくわくしながら、ファーザー・クリスマス にプレゼントを入れてもらえるように暖炉のまわりやベッドのすそにストッキング(古 いソックス、あるいは、たくさんほしい場合には、もっと大きな枕カバー)をぶらさげ ておきます。英国のファーザー・クリスマス(サンタクロース)は1653年の木版画に伝 統的な赤と白の衣装を着た姿で初めて記録されていますが、トナカイのそりに乗ってや って来て煙突から下りて子供たちのストッキングにプレゼントを詰めるというサンタの 物語は米国で生まれたものです。
クリスマスの日には、ほとんどすべての人が午後早い時間にクリスマス・ディナーを始 めます。ロースト・ターキーを食べるのが伝統ですが、ガチョウやロースト・ビーフの 方を好む家庭もあります。ターキーに続いて、熱々のクリスマス・プディングがテーブ ルに出されます。プディングにブランデーを注いで、火を付けます。ディナーの後は、 散歩に出かけたり、ゲームをしたり、プレゼントを開けたり、TVを見たりしてみんな がのんびりと過ごします。
ボクシング・デー
ボクシング・デー(クリスマスの贈物日)(12月26日)は、使用人や配達人に「クリス マス・ボックス」(1年間の仕事に対する感謝の意を込めて渡すご祝儀)を贈る日なので、 このように呼ばれます。
ボクシング・デーは、伝統的に、家族や友人を訪ね、祝宴を楽しむ時であり、サッカー の試合やその他のスポーツ競技の日として人気があります。
この日は公休日ですから、商店や銀行は閉まっています。近年では、クリスマスにもら ったお金を使いたくて待ちきれない買物客を当て込んで、伝統を破ってボクシング・デ ーに店を開ける商店も増えています。
新年
新年はしばしばパーティで始まります。— 家で家族や友人と一緒に、あるいは地元の パブやクラブに集まって。お祭り騒ぎは大晦日の夕方から始まり、深夜にかけて盛り上 がっていきます。真夜中の鐘を合図にいっせいに歓声をあげ、警笛を鳴らし、口笛を吹 き、キスし、乾杯します。
言い伝えによれば、元旦に最初に家の入口の敷居をまたいだ人によって来るべき1年に その家庭にもたらされる幸運が決まります。これは「元旦の初客の訪問」(First Footing)として知られています。特にスコットランドとイングランド北部では、12月 31日の深夜に、「元旦の初客」(first footers)(伝統的に、背が高く、色が黒く、ハンサ ムな男の人)が敷居をまたいで新年の幸運を運んできます。元旦の初客は通常、石炭1 個、パン1斤、ウィスキー1びんを持ってきます。家に入ると、彼は石炭をストーブの上 にのせ、パンをテーブルの上に置き、家長のグラスにウィスキーを注がなければなりま せん。通常、誰にも話しかけず、誰からも話しかけられずにこれらのすべてを行い、そ の後でみんなに「新年おめでとう」(A Happy New Year)と言います。彼はもちろん、 家の正面玄関から入り、裏口から出ていかなければなりません。
ウェールズでは、最初の真夜中の鐘が鳴ると旧年が出ていくように裏口を開けます。そ れから「幸運が出ていかないように」ドアを閉め、最後の真夜中の鐘が鳴ると正面玄関 から新年を迎え入れます。
スコットランドでは、新年は依然として年間のすべての祝祭行事の中で最大の行事です。
「ホグマネイ」(Hogmanay)(大晦日の祝い)と呼ばれ(いまだかつてこの言葉の意味 が満足に定義されたことはありません)、夕方から飲んで陽気に騒ぎ、真夜中の鐘でお 祭り騒ぎが頂点に達します。エディンバラのトロン・カークやグラスゴーのジョージ・ スクウェアには大勢の人々が集まり、人々と腕を組み、「オールド・ラング・ザイン」 (Auld Lang Syne)(ほたるの光)を歌って新年を迎えます。
ハロウィーン
ハロウィーン(万聖節の前夜)(10月31日)と魔女・幽霊との関連づけは、ケルト族の 「大晦日の夜」— 幽霊が地上を歩きまわり、魔女が出ると言われた夜— に由来してい ます。魔女と超自然的存在の話は今も英国全土に残っており、この夜には、子供たちの 集団がお化けのような仮装をし、ハロウィーンのちょうちんを持って、町を歩き回りま す— このちょうちんはカボチャの中身をくり抜いて、片面にお化けのような顔を彫り、 中にろうそくを灯らせて光を放つようにしたものです。近年、「トリック・オア・トリ ーティング」(ごちそうしてくれなきゃ、いたずらだ)と言って菓子や果物をねだる習 慣が人気を集めています。我々は一般にこの習慣をアメリカと関連づけていますが、こ の習慣は元はイングランドで始まったもので、子供たちがいたずらをしても叱られない 「無法の夜」を宣言した「いたずらの夜」(通常、メーデーの前夜またはハロウィーン) が起源です。
ハロウィーン・パーティー(通常、子供のためのパーティ)では、アップル・ボビング のようなゲームが行われます。これは、リンゴを水に浮かべるか、ひもに吊るして、両 手を頭の後ろにまわし、歯だけでリンゴをつかもうとするゲームです。
イースター
イースター(復活祭)の日は、春分の日に祭りが行われるサクソン族の春の女神「イー アスター」(Eostre)にちなんで名づけられたものです。イースターは今ではキリスト の復活を祝うキリスト教会の春の祭りとなっています。教会カレンダーに基づいて、3 月22日から4月25日までの間のある日曜日がイースターの日になります。
伝統的に、イースター・エッグ(鶏卵に彩色して飾りをつけたり、チョコレートで作っ たイースターの飾り卵)が新生活と春の到来を象徴するプレゼントとして贈られます。 イースター・マンデー(復活祭の翌日の月曜日)には英国北部では卵ころがし大会が行 われます。これは固くゆでた卵を斜面にころがす競技で、優勝者は各地域のルールに従 って異なり、最も遠くまでころがした人、最も多くの卵が割れずに残った人、あるいは 2本の杭の間にうまく卵を通した人など、さまざまです。ランカシャー州プレストンの アベンハム・パークで行われている卵ころがし大会が最も有名です。
イースター・パレードもイースターの伝統の一部で、伝統的に春の花とリボンで飾った イースター・ボンネットやイースター・ハットをかぶって参加します。
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「バンク・ホリデー」とはどんな日ですか、いつですか?
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英国の多くの公休日は「バンク・ホリデー」(bank holidays)として知られています。
これらの日には銀行が法律に従って休業するので、このように呼ばれます。たいていは 月曜日に当たります。
イングランドとウェールズには、バンク・ホリデーが6日あります。元旦、イースタ ー・マンデー、メーデー(必ずしも5月1日とはかぎりません)、春と晩夏のバンク・ホ リデー(それぞれ5月末と8月末)、ボクシング・デーです。コモンローに基づく休日も グッド・フライデーとクリスマス・デーの2日あります。
スコットランドには、バンク・ホリデーが8日あります。元旦、1月2日、グッド・フラ イデー、メーデー(必ずしも5月1日とはかぎりません)、春と夏のバンク・ホリデー (それぞれ5月末と8月初め)、クリスマス・デー、ボクシング・デー。
北アイルランドには、バンク・ホリデーが7日あります。元旦、聖パトリックの日(3月 17日)、イースター・マンデー、メーデー(必ずしも5月1日とはかぎりません)、春と晩 夏の休日(それぞれ5月末と8月末)、ボクシング・デー。また、コモンローの休日がグ ッド・フライデーとクリスマス・デーの2日あり、ボインの戦闘の記念日(7月12日)も 公休日となっています。
これらの公休日が週末と重なる場合には代休があります。店舗や博物館、その他の公共 施設(歴史的建物やスポーツセンターなど)は、一定の公休日、特にクリスマス・デー には休業することがあります。このように、各施設によって休業日が異なりますから、 利用する場合には前もって調べておくべきでしょう。
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パンケーキ・デーとはどんな日ですか?
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パンケーキ・デーすなわち「シュローブ・チューズデー」(Shrove Tuesday)(イース ターの41日前に当たる火曜日)は四旬節(Lent)の断食の前日です。かつては、この日 には、すべてのキリスト教徒が強制的告白— シュローブ・チューズデーの名前の元に なった“shrifts”(罪の告白) — を行い、四旬節の期間中禁止される栄養食品をありっ たけ食べ尽くす最後の機会を得ました。そのため、家に残っているすべての卵やバター、 脂肪を使ってパンケーキを作ったので、そこから、この祭りの愛称としてパンケーキ・ デーの名前がつきました。
今では四旬節を厳格に守るひとはめったにいませんが、みんなが伝統的なパンケーキを 食べ、地方によってはこの日をパンケーキ・レースで祝うところもあります。バッキン ガムシャーのオルニーで行われているパンケーキ・レースが最も古く、最も有名です。 このレースは、帽子をかぶりエプロンをかけた17歳以上の女性が415ヤード(約380メー トル)走ります。参加者はレース中に少なくとも3回パンケーキを'トス'します(フライ パンの中でさっと裏返しにします)。優勝者はパンケーキ・ベル・リンガー(鳴鐘係) からキスで祝福を受け— 昔は小教区民に告白に来るように促すためベル・リンガーが 教会の鐘を鳴らしました— 、教区主管者代理から祈祷書を授与されます。
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ガイ・フォークス・ナイトとはどんな日ですか?
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1605年に、ローマ・カソリック教徒のガイ・フォークス(Guy Fawkes)とその共謀者 らが国王のジェームズ一世のプロテスタント政策に不満を持ち、同国王と国会議事堂を 爆破しようと企てました。彼らは国会議事堂の地下室に約30バレルの火薬を置くことに 成功しましたが、11月5日の議会開会前に発覚しました。この事件は火薬陰謀事件とし て知られるようになりました。ガイ・フォークスと共謀者らは反逆罪で処刑されました。
それ以来、イングランドでは、11月5日にガイ・フォークスの人形を焼いて祝っていま す。通常、一緒に花火も打ち上げられます。これらは一般大衆に開放された大規模な組 織的イベントとして行う場合もあれば、個人の庭に家族や友人が集まってプライベート に小規模で行う場合もあります。
「ガイ・フォークス・ナイト」は「焚き火の夜」(Bonfire Night)あるいは「花火の夜」 (Firework Night)としても知られています。伝統的に、11月5日の数日前から、子供た ちは手製のガイ・フォークスの人形を町や村の通りに持ち出し、通行人に「ガイのため に小銭を」と無心します。このお金は花火のための寄付金として使われるのでしょう。
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ポピーにはどんな意味がありますか、いつ身につけるのですか?
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ポピーは第一次世界大戦以降の紛争で亡くなった方々の追悼のしるしとなりました。
伝統的に、第一次および第二次世界大戦とその後のフォークランド紛争や湾岸戦争で亡 くなった軍人を追悼して「戦没者追悼記念日」(Remembrance Day)にポピー(ケシ) の花を身につけます。
赤いポピーは第一次世界大戦中に何千人もの兵士が命を失ったフランダース地方の麦畑 に生えていたポピーを表しています。今日使われている紙製のポピーは退役軍人によっ て作られ、全英在郷軍人会(退役軍人の組織)の代表らによって販売されています。
戦没者追悼記念日は、11月11日— 平和が宣言された日— に最も近い日曜日と定めら れています。この日は全国の教会で礼拝が行われ、ロンドンのホワイトホールで退役軍 人のパレードが行われます。ポピーの花輪が、第一次世界大戦後に建立された、ホワイ トホールの戦没者記念碑「セノタフ」に供えられます。
伝統に従って、戦没者追悼記念日の午前11時に、セノタフとその他の国内各地で、戦争 で命を失った人々を追悼して2分間の黙祷が捧げられます。近年では11月11日の午前11 時にも2分間の黙祷が捧げられています。
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英国の国花は何ですか?
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ポワローネギは16世紀半ばからウェールズの紋章とみなされていました。ラッパズイセンが紋章になったのは、ウェールズ語での名称がポワローネギの一種類として訳されるからと言われています。
イングランドの国花はバラ(rose)です。この花は、「バラ戦争」— ランカスター王家 (赤バラを紋章としていた)とヨーク王家(白バラを紋章としていた)の間の内戦 (1455〜1485) — の時から、イングランドの国花として採用されています。ヨーク家の 政権はリチャード三世国王が1485年8月22日にボスワースで後の国王ヘンリー七世に敗 れて終わり、ヘンリー七世がヨーク家のエリザベスと結婚した時に同国王によって2つ のバラがチューダー王家のバラ(中央に白が入った赤バラ)として統合されました。
北アイルランドの国花はコメツブツメクサ(shamrock) — 三位一体の神(Holy Trinity)の教義を表すために聖パトリックが使用したと言われるクローバーに似た三つ 葉の植物— です。
スコットランドの国花はアザミ(thistle) — 15世紀に防衛の象徴として初めて用いら れた葉にとげの多い紫色の花— です。
これら3つの花— バラ、アザミ、コメツブツメクサ— はしばしば、王室紋章の盾の下 に飾られます。
ウェールズの国花は通常、ラッパズイセン(daffodil)と見なされており、伝統的に「聖 デービッドの日」に身につけます。しかし、ひかえめなポワローネギ(leek)もウェー ルズの伝統的な紋章とみなされています。これはその色— グリーンをおおう白— が古 代のウェールズの王旗によく似ているからでしょう。
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英国のフォークソングや民話についてどこで知ることができますか?
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英国の民話についてはさまざまの本が書かれており、英国のほとんどの図書館に地元や全国の民話について書かれた本が備えられています。あるいは、下記へ連絡してください。
The English Folk Dance and Song Society
Cecil Sharp House, 2 Regent's Park Road, London NW1 7AY
Tel:+44 (0) 20 7485 2206
Fax:+44 (0) 20 7284 0534
Library fax:+44 (0) 20 7284 0523
E-mail:
info@efssorg
Website:
www.efdss.org
The English Folk Dance and Song Society(英国民族舞踊民謡協会)には膨大なライブラリーがあり、一般公開されています(詳細については、直接問い合わせてください)。
下記の協会のライブラリーも貴重な情報源です。
The Folklore Society, Warburg Institute, Woburn Square
London WCIH 0AB
Tel:+44 (0) 20 7862 8564
E-mail:
folk.society@talk21.com
Website:
www.folklore-society.com
このライブラリーの利用には、ビジター向けに発行される当日パス、または同協会の会 員証が必要です。詳細は手紙で問い合わせてください。
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英国の民族衣装は何ですか?
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イングランド
イングランドは民話と伝承に富んだ国ですが、明確な民族衣装はありません。最も有名 な民族衣装はモリス・ダンス(Morris dance)の衣装です。それらは夏季に、かつて大 地のめざめ(the awakening of the earth)に関連する儀式的・呪術的意味を持っていた 民族舞踊を踊っている多くの村で見ることができます。
衣装はチームによって異なりますが、基本的には白いズボン、白いシャツ、すねにつけ るベルの当てもの、リボンと花で飾ったフェルト製またはワラ製のハットで構成されて います。ベルとリボンは害悪を追い払い、豊作をもたらすと言われています。モリス・ ダンスは元は男性だけの踊りでしたが、今では女性ダンサーを含むチームもあります。
当初のタータン模様は各織工が各々のデザインを作ったことから始まりましたが、次第に地域を現すようになり、ついには各氏族や家族を表現するようになりました。
スコットランド
たぶん英国で最も有名な民族衣装は特有のタータン模様のついたスコットランド・キル トでしょう。このキルトは長いウールの布地で、両端部以外にプリーツがついています。
キルトは腰に巻いて、背面にプリーツを寄せ、前面で両端を交差させてピンで止めます。
スコットランドの各氏族や家族がそれぞれ、異なる色からなる特有のタータン模様を持 っており、パースシャーのスコットランド・タータン世界登録によって公式タータン登 記簿が維持されています。連絡先は次の通りです:
The Scottish Tartans World Register, Keith and Elizabeth Lumsden, The Glack, Dunkeld, Perth, PH8 0ER, Scotland
Tel and Fax:+44 (0) 1350 728849
E-mail:
info@tartans.scotland.net
Website:
www.tartans.scotland.net
キルトはスコットランドの氏族の成員やスコットランド連隊が着用しているスコットラ ンド山岳地方の伝統衣装の一部をなしています。キルトのほか、格子縞またはタータン 模様の肩掛けを一方の肩にかけ、ヤギ皮の小袋(スポーラン)をキルトの前面に着けま す。時には、キルトの代わりにタータン・ズボン(トルーズ)をはくことがあります。
スコットランドでは女性は特有の民族衣装をもっていませんが、衣類にタータン布地が 広く使用されており、キルトも着ます。
ウェールズ
ウェールズの民族衣装は18世紀と19世紀の農民の服装が基になっています。ウェールズ は地理的に英国の他の地方から孤立していたので、ウェールズの服装には衣装と布地の 独特の特徴の多くが他の地方で消えてなくなった後も長い間残っていました。
スコットランドと違って、ウェールズの特有の民族衣装は女性が着用していたもので、 長いガウン(betgwn)またはスカートを、ペティコート(pais — よく用いられる色は 緋色)と一緒に着用します。さらに、三角形になるように斜めに折り畳んだショールを 両肩にかけ、一方の角を背中に垂らし、他の2つの角を前面でピンで止めます。エプロ ンが広く使用されていて、時には簡単なもの、時にはカラフルな刺しゅうを施したもの が着用されていました。
この衣装の最も特徴的な部分は山高の黒色の「ウェルシュ・ハット」ないし「ビーバ ー・ハット」でした。これは18世紀末にフランスで生まれたと考えられています。この 帽子は頂が高く、円筒形または円錐形をしており、つばが広く、通常、シルクまたはち りめんのバンドが飾りとしてついていました。
北アイルランド
初期のアイルランドの服装は、ゲール人と古代ノルウェー人の衣装に基づいており、男 性はチェックのトルーズ(ぴったりしたタータン・ズボン)を、縁飾りのついたクロー ク(マント)または短い上着(チューニック)と一緒に着用し、女性は短いチューニッ クと縁飾りのついたクローク(マント)を着ていました。このスタイルの服装は、16世 紀には、特徴的なアイルランドの服装を規制し、イングランドへの併合に対するアイル ランド人の抵抗を抑えるために制定された節倹法のもとで禁止されていました。特に、 縁飾りのついたクロークの着用は禁止され、トルーズやサフラン色の衣類の着用も同様 に禁止されていました(サフラン・イエローはアイルランドの衣装の重要な特徴でし た)。
今日、北アイルランドには、民族衣装を着る強い伝統は残っていませんが、民族音楽や 民族舞踊は非常に盛んです。
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バーンズ・ナイトとはどんな夜ですか、どのようにお祝いするのですか?
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スコットランドの詩人ロバート・バーンズ(1759〜1796)の誕生日を記念する「バーン ズ・ナイト」(バーンズの夜)は1月25日に、スコットランド人が集まればどこででもお 祝いされる愛国的な祭りです。
「バーンズ・ナイト」はこの詩人の死後まもなく「バーンズ・クラブ」によって記念さ れたのが最初です。「バーンズ・ナイト」のお祝いはまず伝統的な食べ物で始まります が、この詩人の「ラランズ」(スコットランド低地の)方言を使ってしばしば韻律形式 で書かれたメニューが添えられていることがよくあります。メニューには、 'Powsowdie'(羊の頭のスープ)、'Cabbie-claw'(干ダラに西洋わさびとエッグ・ソース を添えた料理)、'Finnan toasties'(燻製タラ)などが含まれているかもしれません。し かし、自慢のメイン料理はハギス(羊の胃袋に刻んだ羊肉と臓物、オートミール、香料 を入れて茹でた料理)です。
1月25日(バーンズの誕生日)にダンフリースのグローブ・インで開かれた、バーン ズ・ハウフ・クラブの第106回記念バーンズ晩餐会でハギスに語りかけているジム・マ ッキャンブリー。グローブ・インはロバート・バーンズのお気に入りの宿で、1610年に 建設され、今日もなお営業しています。建物自体、この詩人の時代からほとんど変わっ ていません。
食事の最後に多彩な乾杯が行われ、次いで、愛国的で情緒的なスピーチ、スコットラン ド舞踊、バーンズの物語風の詩、特に「タム・オー・シャンター」の朗読が行われ、最 後に皆で腕を組んで、最も有名な「オールド・ラング・ザイン」(ほたるの光)を歌い ます。
「オールド・ラング・ザイン」(Auld lang syne)は文字通り訳せばold long since すな わちlong ago(遠い昔)という意味で、歌詞は次の通りです。
Should auld acquaintance be forgot,
And never brought to min'?
Should auld acquaintance be forgot,
And days o'auld lang syne?
For auld lang syne, my dear,
For auld lang syne,
We'll take a cup o'kindness yet
For auld lang syne!
この詩の意味はだいたい、次の通りです。:
旧友のことは忘れるべきか、
そして決して思い出すべきではないのか?
旧友のことは忘れるべきか、
そして遠い昔のことも。
遠い昔のために、なつかしや、
遠い昔のために、
我々は乾杯する
遠い昔のために!
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英国で最も一般的な迷信にはどんなものがありますか?
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英国には多くの迷信がありますが、最も広く信じられている迷信の1つは、はしごの下 を歩くのは不吉だというものです。— 歩道から足を踏みはずして交通の激しい車道に 転落することを意味していることさえあります!
はしごの下を通らなければならない場合には、人さし指の上に中指を交差させ、犬を見 るまでそのまま交差させて幸運を祈り続けることによって悪運を避けることができま す。あるいは、指をなめて、靴のつま先に十字を書き、その十字が乾いて見えなくなる まで靴を見ないようにしなければなりません。
もう1つの一般的な迷信は、家の中で傘を開くのは不吉だ— 傘を開いた人かその家族に 不運がもたらされる— というものです。天気の良い日に傘を開くと雨が降るといって 嫌がられます。
人によっては数字の13は不吉だと言われていますから、月の13日が金曜日に当たったと きには、不吉なことを避けたいと思う人は家に閉じこもっていた方がよいでしょう。
鏡を割ると7年の悪運をもたらすと言われますから、最悪の不運がふりかかることにな ります! この迷信は、鏡が神の道具とみなされていた古代に生まれたものでしょう。
黒猫は魔術と関連づけられ、魔女と親しい動物とされていますが、英国では一般に黒猫 は幸運をもたらすとみなされています。黒猫とばったり会った時には特に幸運です。
最後に、もう1つの一般的な迷信は、幸運を祈って木に手を触れることです。「私の車は 故障したことがない」などと自慢して神を怒らせるようなことを言ったと思った時に、 身近にある木製品に触れることがよくあります。