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2009年度予算:低炭素化による経済回復

英国は、現行の政策を通じて、2008年から2011年までの3年間で500億ポンド (約7.5兆円)の投資を可能にし、90万人の雇用創出を支援しています。今までも英国は、気候変動問題に対するこうした戦略的かつ長期的なアプローチにおいて、世界をリードしてきました。2009年4月に発表された2009年度予算は、英国の低炭素化への動きをさらに推し進めるために、14億ポンド(約2,100億円)計上しています。

2009年度予算のおもな内容

  • 長期的な政策の枠組みを強化し、英国企業に低炭素技術投資への信頼を与えるべく、2009年度予算では、気候変動政策に関する英国の意欲的かつ法的拘束力を持つ削減幅を定めた、世界初のカーボン・バジェット(炭素削減計画、Carbon Budget)が組まれている
  • 今後2年間で3億7,500万ポンド(約560億円)を追加投入して企業、公共建築物、一般の家庭におけるエネルギー効率化を図る。また、小規模かつ地域ごとの低炭素エネルギー設備に7,000万ポンド(約105億円)を提供することで、家庭や企業の費用削減を目指す。なお、2008年は、100万戸の住宅に断熱設備が施工されている
  • 英国が将来の低炭素エネルギー社会に備えるよう、炭素回収・貯留(CCS)技術の実証プロジェクトを少なくとも2件支援する新たな資金メカニズムを創設し、詳細な予備研究に向けた資金として9,000万ポンド(約135億円)を提供する
  • 英国を世界的なリーダーとするために、4億500万ポンド(約600億円)を投入して、低炭素産業、および風力エネルギーなどの高度なグリーン・エネルギーの製造を支援する
  • 財政を支援すると同時に、低炭素および資源効率経済を推進すべく、2009年9月1日に燃料税を1リットルあたり2ペンス(約3円)、2010年から2013年にかけて毎年、実質ベースで1リットルにつき1ペニー(約1.5円)引き上げる。これは、中期的な財政強化となり、2013年-2014年までに、1年につき200万トンの二酸化炭素(MtCO2)を節約することになる



役立つリンク

2009年度予算に関する英国財務省のページ

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