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国際開発の必要性

アフリカ

アフリカは広大で、倫理的にも多様な大陸です。豊かな文化と天然資源に恵まれていますが、現在も、極貧に苦しむ人々が世界で最も多く暮らしている地域です。アフリカのサハラ以南では、各ミレニアム開発目標(MDG)に対する前進が不十分ですが、2015年までには、これまで以上の前進が見込めるという楽観論を支える根拠があります。具体的には、多くの国々において、政治が安定し経済が成長しています。アフリカ政府の良好な経済運営が、近年、サハラ以南における平均以上の成長率に貢献しています。 14のアフリカ諸国が2005年には5%以上の成長率を記録しました。

英国による対アフリカの二国間及び地域プログラムは、2006年/2007年に10億ポンドを上回り、2007年/2008年には12億5千万ポンドが予定されています。英国は、2015年までに、モザンビークの教育に1億5千万ポンドを提供します。この援助により、2009年までに更に100万人以上の子供達が初等教育を終了し、一年に1万人の新しい教師の訓練が可能となります。ガーナに対しては、10年間に亘り1億5百万ポンドを拠出し、全ての女子及び男子が初等教育を完全に終了できるよう支援します。

英国は、気候投資ファシリティ及びアフリカ・インフラ・コンソーシアムを支持することでアフリカのビジネス環境の改善に力を注いでいます。2006年には、スーダンとコンゴ共和国において、新しい国連のコモン・ヒューマニタリアン基金の主要拠出国となりました。この基金を通して、人道危機に対する国連及び国際的な対応を強化するため、援助提供国の資金がプールされます。

アジア

アジアは、世界で最も多様な発展途上地域です。近年、不均衡ながら急速な経済成長を遂げ、今では、世界経済の3分の1を占めるに至っています。ただ、全般的にみて、成長に伴い不平等が拡大したり、発展にむらがある他、都市部の貧困層や移民の増加、農村地域社会の孤立などの問題に悩まされています。地域経済に進展が見られるものの、世界の貧困層の3 分の2がアジアで生活しています。アジアの貧しい人々の生活を持続可能な方法で大幅に改善することが、ミレニアム開発目標(MDG)を世界的に実現する鍵となります。

アジア2015会議において、英国は、自国の対アジアの二国間援助が2005年から2008年にかけて25%の伸びを示すだろうと発表しました。また、英国は、アフガニスタン、パキスタン、ベトナムとの間で、10年間のディベロプメント・パートナーシップ・アレンジメンツ(DPA:開発協調行動)に調印しました。インドのプログラムに対しては、母親と幼児の死亡を削減しようと2億5千2百万ポンドを拠出しました。このプログラムにより、毎年100万人以上の命が救われます。これは、医療部門に対する英国の支援の中で過去最大規模です。

ヨーロッパ、中東、北アフリカ、中南米

これらの地域では、過去20年間で貧困の改善が見られましたが、現在でも3億人以上の人々が一日当たり2ドル以下で生活しています。大部分の国々が、MDGの一つ、または、それ以上の目標達成が難しいと思われます。こうした地域は、貧困を削減する上で様々な難題に直面しています。経済の成長が重要課題ですが、多くの国々が、現在も、非効率な財政運営、重い規制の負担、民間部門の投資を妨げる不十分なインフラなどを抱えています。また、小規模な国々が多く、経済的なショックや自然災害などの影響を受けやすい状況にあります。

貧困の半減というMDG目標については、既に目標を達成した数少ない途上国であるガイアナやジャマイカを除き、こうした地域では緩やかな前進しか見られません。英国は、イエメン、キルギス共和国、タジキスタンなどの最貧国でプログラムを拡大する予定です。また、英国は、イラクやパレスチナ暫定自治区など、難しい環境下で柔軟かつ革新的に援助を提供してきました。バスラでは、英国の支援で水の供給が2倍になり、貧しい10万世帯がその恩恵を受けています。




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