2009年度イベント情報
第2回理研×エジンバラ大学 システムバイオロジー・ワークショップ
2009年5月14~15日 駐日英国大使館
コンピュータを利用した生命工学とシステムバイオロジーをテーマにした理化学研究所とエジンバラ大学による第2回ワークショップが英国大使館で開催されました。理化学研究所とエジンバラ大学からそれぞれコンピュータ・生命工学、システムバイオロジー、メタゲノムなどの研究者が参加し、先端研究の動向と共通の課題などについて議論を交わしました。理化学研究所とエジンバラ大学は2006年11月にシステムバイオロジーの研究促進を目的とした5年契約を結んでおり、今回のワークショップはその一環として開催されました。
Long-range Signal Coupling in the Human Brain: 日英研究者交流プログラム
2009年6月
英国大使館では、脳科学の分野における長期的な日英協力を推進しています。その一環として、ヒト脳における long-range signal coupling の共同研究を支援しています。この共同研究はアストン大学、UCL.、大阪大学によるもので、非侵襲脳イメージング技術への応用を目指します。現在、「ヒト脳におけるlong-range signal coupling の時空間的広がり」に関する論文を作成しており、2009年6月には日本から2名の研究者が渡英し、英国チームと論文の詳細を詰めるとともに、長期的な共同研究を目指してグラントを申請する予定です。
日英心臓モデリング・ワークショップ
2009年7月25日 立命館大学, 2009年8月2~4日 岡山大学
生物機能の統合的・量的モデリングをテーマにした二つのワークショップを開催します。本ワークショップは同じ時期に京都で開催される国際学会 (International Congress of Physiological Sciences) に関連付けて行われます。細胞モデリングで先端を行く英国の研究動向を発表するとともに、「細胞-臓器クロストーク」プロジェクトなど、すでに交流のある日英両国の研究者同士の協力関係をより一層強化することを目的としています。7月のワークショップは立命館大学で、8月のワークショップは岡山大学で開催される予定です。
グリーンIT英国視察団
2009年10月5日~8日(セミナー:8日 駐日英国大使館)
英国よりグリーンITに関わる専門家(4~5名)が来日し、データセンターの冷却技術及びインフラの最適化、ストレージの統合化技術に関わる主要な企業、研究所を一週間にわたり訪問し、日本とのコラボレーションに向けた課題等について意見交換を行います。また、英国におけるグリーンIT化への取り組みを広く日本の関係者に知ってもらう為に、英国政府組織のひとつ、コンピューターグリッド技術移転ネットワーク 代表者が、10月5日から開催されるグリーンITシンポジウム (電子情報産業協会、経済産業省主催)の場で、グリーンIT政策の最新動向について講演する予定です。また、10月9日のセミナーでは、視察団メンバー全員より、同分野における英国の技術開発、産学官連携について具体的に紹介します。
英国メディカル・テクノロジー・ロードショー
2009年11月4日 駐日英国大使館
英国医学研究会議(MRC)とMRCの技術移転会社であるMRC Technology社(MRCT)の研究者による講演会を英国大使館で開催します。このイベントを通して、英国における医学研究の強みと動向を紹介するとともに、日本の同分野における産学関係者との共同研究の可能性を模索、促進することを目的としています。
日英ロボット技術コラボレーション
2009年11月6~7日 大阪
2009年11月6日大阪で開催予定の「ロボット・インターラクションと都市計画シンポジウム」に関し、駐日英国大使館は、英国からの参加のサポートを実施します。同シンポジウムでは、都市計画とロボットと人の関わりという視点から、次世代ロボットの新たなビジネス機会、及び今後の日英協力を中心に議論します。シンポジウムの主な聴講者は、関西を拠点にロボット開発に関わる中小企業になります。英国から同シンポジウムに参加することで、世界の産業・非産業用ロボットを牽引する日本の多くの関係者の方々に、英国のロボット開発に対する理解と関心を高めていただき、新たな日英共同研究及びビジネスの繋がりができることを願っています。今回は、英国ウェスト・オブ・イングランド大学、ブリストル技術研究所のアラン・ウィンフィールド教授が、英国のモバイルロボット開発の動向と日本の先端ロボットにみる新たなビジネスの機会に関して講演していただく予定です。同教授は、ATR、教育機関にも訪問し打ち合わせ等を通じて、今年2月に来日した英国ロボット視察団が築いた日英関係の強化及び将来のコラボレーションの可能性などについてさらに詳しく議論する予定です。
気候変動研究のための作物モデリングに関する日英ワークショップ
2009年11月10~11日 駐日英国大使館
作物モデルは、地球温暖化を加味した将来の作物収量を予測する重要なツールであるとともに、温暖化の将来予測の高度化にも資する研究分野です。世界をリードする日英の研究者が初めて集まるこのワークショップでは、次世代の作物モデルや気候要因などの不確実性などについて情報交換を行い、今後の日英間協力のあり方について議論します。
RFID英国視察団
2009年11月16~20日
AIDC UK社のCEOであるイアン・スミス氏が率いる調査団で、企業、省庁、また研究所、大学を1週間にわたり訪問、日本のRFID技術及びアプリケーションの最新動向、標準化への取り組みを見極めると共に、技術交流の可能性を探ります。スミス氏はRFID分野で国際的なオピニオン・リーダーでもあり、EUのユビキタス・ネットワーク及び標準化推進プロジェクトのコーディネーターもつとめています。英国にあるRFIDのデモンストレーション・センターへの日本企業の参画を呼びかけることも目的のひとつで、大使館で行うセミナーでは、英国のRFID開発の最先端と共に、同センターの紹介も行います。
日英エコマテリアルズ・コラボレーション
2009年11月23~26日 京都
英国大使館は、今年11月に京都で開催される第9回エコマテリアルズ国際会議への英国Resource Efficiency KTN(資源の有効利用に関する知識移転ネットワーク)による参加を支援します。主に、英国のサステイナビリティーやエコマテリアル分野における活動に関する国際的認知度を高めることが目的となります。この組織の代表者が、持続可能性や気候変動、そして低炭素社会の実現に向けた取組みに関する英国政府のスタンスを踏まえ、“英国における資源セキュリティー”というテーマで講演を行います。また、この会議への参加を通じ国際的なネットーワークを広げ、さらに他国との新たなリンクの構築を目指しています。このようなネットワーキングにより、リサイクリングや持続可能な技術をテーマとして開催された2006年と2007年の日英資源生産性ワークショップから生まれた協力関係の更なる発展が期待されています。
炭素貯留の環境影響評価に関するワークショップ
2010年1月12~13日 駐日英国大使館
日英をはじめ、世界の主要国にて石炭火力発電所から排出される二酸化炭素の回収・貯留の大規模実証試験の計画が進められています。実証試験実施にあたって必要となる環境影響に関する指針は、国ごとに策定されているのが現状です。本ワークショップでは、日英の政府関係者、産学の研究者が参加して、両国の指針に関する情報交換をするほか、貯留二酸化炭素の安定性、漏洩の環境影響、モニタリングや数値計算などの研究について情報交換し、今後の協力の可能性を探ります。
日英合成バイオロジー・ワークショップ&セミナー
2010年1月20~22日 駐日英国大使館
生命科学において先端を行く合成バイオロジーの分野で、英国大使館が主催するものとしては初の日英ワークショップを開催します。英国側はサザンプトン大学、日本側は理化学研究所発生・再生科学総合研究センターによるコーディネートで、2日間のワークショップとなります。「細胞と生命工学の解明に向けた合成バイオロジー」をテーマに、日英における研究の動向をメインに、倫理的な問題についての議論展開も予定しています。
日英バイオメディカル・オプティクス・ワークショップ
2010年1月~2月 駐日英国大使館
2008年3月に来日したバイオフォトニクス英国視察団に引き続き、分子イメージングに関わる研究交流会を実施します。なかでも、脳を中心とした機能計測に焦点をあて、「分子から組織へ移行する機能イメージング」を表題に、日英の専門家が両国の最先端の技術開発や共通の課題等について議論します。慶應義塾大学、放射線医学総合研究所がイニシアティブを取ることが決まっています。
第2回日英ブレイン・マシン・インターフェース・ワークショップ
2010年2月22~26日
文部科学省後援のもと、成功裏に終えた2009年2月の第1回日英ブレイン・マシン・インターフェース国際ワークショップに続き、第2回日英ワークショップを英国で開催する予定です。第1回ワークショップでは、日英BMI研究の現状と将来に向けた展望について活発な議論が展開され、今後更なる研究協力に向けて英国ニューカッスル大学、国際電気通信基礎技術研究所、自然科学研究機構との間でBMIに関する研究協力覚書を締結しました。第2回目のワークショップは英国で開催される予定です。
日英先端材料ワークショップ
2010年3月 英国
英国工学・物理科学研究会議(EPSRC)と科学技術振興機構(JST)が共同で実施するワークショップであり、英国での開催を予定しています。両者は、平成20年度から「酸化物エレクトロニクス、有機エレクトロニクス、スピントロニクス」の領域において既に共同研究事業を開始しており、その成果や今後の技術課題を踏まえたかたちでのワークショップになります。
燃料電池デモンストレーション英国視察団
2010年2月25日~3月5日
英国の燃料電池の専門家が、燃料電池の商業化に向けた実証試験などの公的機関によるプロジェクトについての調査をするために来日します。日米欧における燃料電池、太陽電池、風力発電の実証試験の比較研究を行っている社会科学研究者がリーダーとなり、研究助成機関や燃料電池関係者の交流を図る団体の代表者も参加します。家庭用定置式や自動車・携帯電子機器用の燃料電池の商業化に取り組む政府系機関、企業、研究機関を訪問させていただく予定です。